アメリカで法人の決算月はいつがいいですか?

更新 2026.09.06 米国公認会計士(CPA)が監修

頂いたご質問

日系メーカーのアメリカ現地法人の設立準備を進めています。日本の親会社は3月決算です。アメリカ側の決算月は親会社に合わせるべきなのか、現地の慣習に従って12月にすべきなのか判断がついていません。

当サイトの回答

日系企業の米国現地法人であれば、親会社の決算月に合わせるのが最も一般的です。これは連結の手間が段違いに変わるためで、日本本社と異なる決算月を採用して得られるメリットが上回る場面はほとんどないと思います。

なお、会社形態によって選べる範囲が異なる点には注意が必要です。C Corporationは事業年度を自由に決められるため、3月決算に設定することができます。一方、S CorporationやパススルーのLLCは原則として12月決算で、それ以外を設定するにはIRSへの申請と事業上の合理的理由が必要です。とはいえ、日系メーカーの現地法人はC Corporationを選択するのが通常なので、この点は問題にならないかと思います。

また、3月決算のC Corporationの場合、連邦法人税申告(Form 1120)の期限は事業年度終了後3か月半、つまり7月15日です。延長すれば6か月伸び、翌年の1月15日が延長後の申告期限になります。